デイサービス事業のフランチャイズ加盟時に、加盟料やロイヤリティがどのくらいかかるのかについてまとめました。
これからデイサービスフランチャイズに入るか検討している方は、ぜひ参考にしてください。
一般的にロイヤリティとは、著作権や特許権、商標権などの使用料のことをいいます。デイサービス事業のフランチャイズにおいては、各企業でロイヤリティの制度が違ってきます。大きく分けると2種類で、変動制また固定制です。
変動制では、売上に対して一定の割合で計算される場合と、売上金額に応じて割合を変えて計算される場合があります。月の売上に対して4~11%のロイヤリティがかかってくるケースが多いようです。
【例】
月の売上 200万円 ロイヤリティ 5%の場合
200万円×5%=10万円
一方、固定制では月額いくらと決められたロイヤリティを支払うことになります。月額固定性の場合、月額3~17万円かかるケースが多数のようです。
基本的に、ロイヤリティはすべての加盟店が支払う必要がでてくる費用です。デイサービスのフランチャイズに加盟する前に、各企業を比較検討することをおすすめします。
デイサービスのフランチャイズに加盟した際にかかるロイヤリティについては、支払時期や方法に各企業で違いがあります。詳細は契約する当事者間で定めることになり、契約書に明記されています。
基本的には1カ月単位で計算したロイヤリティを月末や翌月初めに支払うケースがほとんどです。支払方法については、フランチャイズ本部指定の口座に振り込む方法が多くなっています。
実際は加盟するフランチャイズによって違ってくるので、契約する際に確認しましょう。
ロイヤリティはデイサービス施設の運営を始めた後、運営資金としてかかってくるコストです。ロイヤリティの基準については各企業によって異なりますが、変動制の場合は売上に対して決められた割合がかかってきます。
加盟店が1カ月で得た売上にある割合を乗じて計算するということです。売上が上がるとロイヤリティも上がるのが特徴です。
固定制の場合は、売上によってロイヤリティが変動しないため、資金管理がしやすいのがポイントになります。固定の金額を決める際、店舗面積や利用人数など施設の規模を基準に決めるケースがあります。
加盟金はフランチャイズに加盟する際に支払う費用です。デイサービス事業の場合、100万円~500万円が相場とされています。加盟金を支払うことで開業や運営のノウハウを提供してもらえたり、営業に同行してもらえたりと各種サポートを受けられるようになります。
開業時のサポートについては、加盟金以外で別に費用がかかる場合もありますので注意が必要です。
デイサービス事業を展開する際には、施設に使う物件を準備する必要があります。また、消防設備やスロープの設置なども必須でしょう。 金額的には500万円~1,500万円ほどと幅があります。
フランチャイズ本部によっては店舗関連費用の一部を負担してくれるプランがあるところもあります。初期費用を準備するのが難しい場合は、店舗関連費用の一部負担をしてくれるプランを提示してくれる企業を検討するとよいでしょう。
研修費は、デイサービス事業の経営や店舗の運営に必要な知識、スタッフへの指導方法などを学ぶための費用です。50万円~100万円ほどが目安とされています。加盟金の中に研修費用が含まれているケースもあるので確認が必要です。
また、開業前だけでなく開業後も定期的に研修があるフランチャイズ企業もあります。契約する前に比較検討してみるとよいでしょう。
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