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買取フランチャイズで失敗しないためには

目次

消費者の生活に紐づいている買取事業。市場は今後も拡大すると予想されますが、やはり失敗するリスクはあります。

ではどのような対策を講じれば、リスクは減らせるのでしょうか?本ページでは買取フランチャイズで失敗する理由や、失敗しない対策をご紹介します。

買取フランチャイズで
失敗する理由

ランニングコストが高い

1つ目はランニングコストが想定よりも大きいことです。買取事業は小規模店舗を選択すれば、他業種と比較して初期費用が抑えられます。しかし店舗を運営する以上、家賃が低くても水道光熱費がかかります。

さらに負担となるのが、ロイヤリティやシステム使用料など、本部側に主導権がある項目です。フランチャイズ加盟店側は、当然本部が設定したロイヤリティ金額に従わなくてはなりません。

他の費目と帳尻を合わせるといった対策が難しい場合があるでしょう。広告宣伝費やシステム使用料なども、本部の方針や指示で、加盟店の体力に見合わない金額を支払う必要があるかもしれません。

初期費用が抑えられたとしても、ショップは数カ月、数年単位で運営していくものです。ランニングコストの負担はしっかり見通しを立てて、本部の担当者と一緒にあらかじめ精査しておくべきだといえます。

偽物を買い取ってしまう

2つ目の失敗は偽物を買い取ってしまうことです。1~2回の失敗ではそこまでダメージが大きいわけではないものの、何度も偽物を買い取ってしまうと資金繰りが悪化するのは間違いないでしょう。

買取ビジネスは商品を買い取るだけでは利益を得られません。本部や業者に商品を送付して、料金を支払ってもらうことで売上が立ちます。

しかし買い取った商品が偽物ならどうでしょう。当然本部や取引先は受け取ってくれず、買取店舗にマイナスの資産として残ります。

偽物の他に、盗品にも注意が必要です。ほとんどのお客様は良い人ですが、中には悪意を持つ人もいることを心に留めておきましょう。

相性の合わない本部を選んでしまう

3つ目は本部選びを失敗してしまうことです。フランチャイズ契約は、フランチャイザーによって内容が異なります。数カ月、数年に渡りパートナーになるため、自身に適切な本部を選ばないと失敗してしまいます。

例えば未経験から買取業に参入するとしましょう。初期費用が安価である代わりに研修期間が短い本部に加盟すると、効率的な店舗経営ができずに苦戦するでしょう。

また自由な店舗経営を夢見て開業したのに、本部の方針が強く反映されるショップに加盟するとどうでしょうか。オーナーであるにも関わらず、本部の従業員とさほど変わらない働き方になってしまいます。

買取フランチャイズで
失敗しないために

無店舗・小さい店舗で始める

1つ目の対策は小規模で事業を始めることです。商業施設の小さなスペースに店舗を構えたり、無店舗型のショップを選んだりするのがおすすめです。

出張買取や、オンライン買取、催事場の場所を借りて事業を行う方針のフランチャイザーは多数あります。「いずれ大型店舗を構えるのなら、初めからコストをかけて物件を取得した方がお得なのでは?」と思う人も少なくないでしょう。しかしビジネスには100%成功する保証はありません。事業開始前の段階から多額の金額を費やすのは、失敗したときのリスクが大き過ぎます。

買取業はランニングコストがかかりますので、事業が軌道に乗ってから2店舗、3店舗目を出店するといいでしょう。

査定サポートがある本部を選ぶ

2つ目の対策は査定サポートがある本部を選ぶことです。買取ショップの役割は、真贋を見極めて品物を買い取ることです。偽物を買い取ってしまうと、先述した通り店舗が損をしてしまします。自身が査定能力を身につける必要はありますが、開業当初は自信を持って真贋を判定できない場面に出くわすこともあるでしょう。

そこで偽物を買い取ってしまうことを防ぐためにも、査定サポートがある本部を選ぶのがおすすめです。AI査定を取り入れているショップや、WEBカメラで撮影してプロに鑑定してもらうショップなどがあります。

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